Checkmate1 (完成品)
HDG自作キーボード部で開発したキーボード "Checkmate1" のすぐに使える完成品です。
https://hdgkeyboard.thebase.in/about にて開発に当たっての思いを綴っておりますので是非お読みください。
"Checkmate1" のこだわりポイント
・左右分離型
タイピング姿勢の自由度が高い。
中央に液晶タブレットなどの大きな機器があるデスク環境でも便利。
・左テンキー配置
テンキー入力の際に右手をマウスやタブレットペンから離さずに済む。
左右ユニットの幅が等しい。
・スタビライザー付きスペースキー
キーの端付近を押しても確実に入力できる。
キーのどこを押しても快適な押し心地。
・直付けUSBケーブル
USB micro B等のソケットと比較して薄さの観点で有利。
捥げる際に基板のパターンにダメージを与える可能性の高いUSBソケットを排除。
ケーブルに過大な力がかかった際には、はんだ付け部付近でケーブルがちぎれるため修理が可能。
・一体型3Dプリント筐体+鋼板裏蓋
自作キーボードで一般的なプレートを重ねる構成に比べ、キースイッチの据わりが良い。
鋼板裏蓋の重量は打鍵時の安定感に寄与。
基板が外部に露出しないため耐久性も良好。
・A4ファイルケースサイズ
安価で軽いファイルケースで持ち運びが可能。
・カスタマイズ可能なファームウェア(QMK)
環境や好みに合わせて設定変更や機能追加が可能。
仕様
・キースイッチにはKailhロープロファイルキースイッチを採用しております。引っ掛かりのない赤軸、カクンとクリック感のある茶軸、カチカチと音が鳴る白軸の3種類のスイッチから選んで頂けます。
・USB A端子での接続です。左右のユニットが別のキーボードとして動作しますが、Ctrl、Shiftなどの修飾キーは左右に渡って作用します。左右どちらか片側のみでの使用も可能です。
・キー配列は完全な格子配列よりも学習コストの低い「半」格子配列となっております。
・ファームウェアはQMKを採用しておりますので腕に覚えのある方はキーマップの変更等が可能です。初期状態でのキーマップは3枚目の画像の通りUS配列となっております。なお、スペースバー横のENキー/JPキーはそれぞれCtrl+Shift+Insert、Ctrl+Insertが入力されるようになっております。MS-IME等のショートカットキー設定においてCtrl+Shift+InsertをIME OFF、Ctrl+InsertをIME ONに割り当てて頂くことによってENキー/JPキーとして作用させることができます。
・Windows機での使用を前提として開発しました。他のOSでは色々と不都合が出ると思いますが、QMKの設定をうまく調整できれば解決できるのではないかと思います。
・キーキャップは、自分の書いた文字が一番認識しやすいのではないかという考えから開発者自信が手書きレタリングを行ったプロトタイプの仕様を踏襲して、キーキャップの前面の黒塗装を削り落とし黒サインペンでの手書きレタリングを施しております。
・ホームポジションを示す "F" "J" とテンキーの "5" に加えCADソフト等の操作時にミスタッチするとストレスになりやすい "F1" キーにねじを挿して突起(ポッチ)を設けました。 "F1" キーの突起はダブルにしてあります。
特殊仕様について
・レタリング無し、キーキャップ無し、キースイッチ無し等の仕様もご用意致します。仕様によって値段が変わりますのでCONTACTページよりお問い合わせください。
・キーマップのカスタマイズも承ります。仕様上お受けできない場合もありますので事前にCONTACTページよりご相談ください。
・これらの他にもリクエストがございましたらCONTACTページよりお気軽にお問い合せください。
CONTACTページ: https://thebase.in/inquiry/hdgkeyboard